毎年1回開催され、渡航による派遣・受入学生だけでなく、多くの日露の教員並びに学生が参加できるイベントである日露学生交流フォーラム(使用言語は英語)は、今年度もCOVID-19の影響により、リモートシステムを利用した開催となりました。モスクワ大学との「第7回 日露学生交流フォーラム」に引き続き、ロシア国立原子力研究大学(MEPhI)とのフォーラムを12月2日(木)に開催しました。本学とMEPhIの教員による学術講演と学生の研究発表を行い、発表学生、教員、聴講者25名の参加となりました。プログラムはこちら

プログラムに示しましたように、小林先生の講演は、原子炉の廃炉に向けた燃料デブリ除去に関わる内容でした。今年度から始まった日露両政府の支援によるサンクトペテルブルグ大学との共同研究についても触れ、日露の新しい研究教育連携の良い紹介となりました。Kulikov先生の講演は、将来に向けた燃焼効率の高い、より安全な原子炉燃料に関する内容で、原子力発電推進国ロシアならではの講演でした。また学生の研究発表は、いろいろな研究室所属の学生の発表となったため、核物質の安全、計測制御、原子炉燃焼関連等、多岐に亘りました。プレゼンテーション資料並びに発表はいずれも簡潔にまとめられ、活発な質疑応答がなされました。学生にとっては英語によるプレゼンテーション能力の向上が図られたとともに、良い相互コミュニケーションの機会となりました。

なお今回、初の試みとして双方の大学から2名の学生が、学生の研究発表の座長を行いました。最初はぎこちなかったものの、進行しながらにチャットで相談し、終盤にかけて司会進行がスムーズになりました。国際フォーラムでの座長という重責をしっかりと果たし、良い経験になりました。

東工大学生による研究発表

MEPhI学生による研究発表

Zoomによるリモート参加